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食事と生活習慣病


InternetHachioji(普段のお食事の参考)
ぜひ生活習慣病を防ぐ食事

(前書き)

この「食事バランスガイド」は、厚生労働省と農林水産省が共同で、「フードガイド(仮称)検討会」(座長:吉池信男 独立行政法人国立健康・栄養研究所研究企画・評価主幹)を設けて検討を進めてきたもので、健康な方々の健康つくりを目的に作られたものです。『コマのイラストは一日分の食事を表現し、これらの食事のバランスが悪いと倒れてしまうことを表現しています。あなたのコマはうまくまわっているでしょうか?』(糖尿病、高血圧などで病院または管理栄養士から食事指導を受けている方は、その指導に従ってください。)

1.食事は一日三回規則正しくとる。

2食の場合には食後の血糖が急激に高くなったり、体が栄養を吸収・貯蓄しやすくなり、かえって太りやすい体質になります。さらに夕食は夜八時までに食べ終わるように心がけましょう。

2.一日に必要なカロリー(基礎代謝基準値)

食事の量を減らして、体脂肪を減らそうとする人をよくみかけますが、大変な間違いといる。「生きていくのに最低限必要なカロリ−」といって基礎代謝量以上のカロリーを摂取することが必要である。食事の適量は性別、年齢、活動量によって異なる。一日に必要なカロリー(基礎代謝基準値)は、基礎代謝量÷0.6であらわされています。標準は30から40歳で男性1500、女性1170、50から69歳で男性1350、女性1110Kcal/日ですが、現在の体重を考えて基礎代謝量を計算しておきましょう。私の場合は基礎代謝量が1049Kcalですから、一日に必要なカロリーは1748Kcalです。このように成人男女の一日に必要なエネルギー量を知ることは大切で、次の農林省発表のグラフからも分かります。

食事バランスガイドのコマのイラストにある1日分の適量は、左のグラフによれば活動量が「ふつう」の成人女性、1日のうち座っていることがほとんどの成人男性で2200±200kcalとなっていますが、2割ほど過多と考えます。

適量チェックチャート   1食の目安は1日の必要エネルギーの1/3です。アルコールや菓子は糖類が多く、血糖のほかにも中性脂肪が上昇しやすいので控えることが必要です。
(参考)お酒はコップ半分、ビールはコップ一杯が70kcalあり少量でもエネルギーが高い。
(夕食例)
   @ハンバーグ定食   1,100
   A刺身定食         700
   Bエブフライ定食    1,200
   Cステーキ定食     1,100

3.献立は食事バランスを考えて

血液中のコルステロール値が、高くなると高脂血症です。心臓にできると心筋梗塞、脳にできると脳梗塞といいます。高脂血症は中学生の10人に1人が罹っています。予防には、野菜や果物を1日350グラム取ることが必要です。肉に代えて、冷奴やしゃけの塩焼き等が身体によいようです。高脂質のカップラーメンはを、飯とか、パンに切り替える必要があります。野菜は煮物やおしたしにするなど煮たりすると、かさが減り思ったより沢山食べれます。キャベツを味噌汁に入れるのも、肉じゃがも良いです。間食に代えて、デザートに果物をヨーグルト等に混ぜると美味しく召し上がれます。子供の好きなものだけ食べさせる親がいますが、大変な栄養の偏りがでます。大人になってからでは遅すぎるので、小さい時から食事バランスを考えることが大切なのです。

食事バランスガイド図(図の要約)

主食:ごはんやパン(でんぷん)

主菜:魚、納豆、卵、肉、豆(たんぱく)

副菜:野菜、海草、きのこ(野菜)

:味噌汁、スープ

デザート:果物


 酸素はエネルギーを生み出す源で、この酸素を効率よく摂取するためには、ヨーグルト、豆腐、納豆、キムチなど発酵食品を取ることが大切です。喫煙、アルコール過剰摂取、不適切な食生活(高食塩、高脂肪、カロリーの取り過ぎ)、運動不足、睡眠不足、ストレス過剰、その他の不健康な生活習慣は、後年がんや成人病の原因となります。

大豆に含まれるイソフラボンはプリン体よりも痛風の隠れた原因と言う人がいます。いずれにしても豆腐、納豆など大豆を原料とした蛋白質食品をだけを食べると血中尿酸値が上がります。小さいカップ容器に入れたものが売られています。美味しいからといって大量に食べず、一度に食べる量はカップ程度にして、海草を同時に取るようにしてください。わが国は四方を海に囲まれ海の幸に恵まれており、モズク、ひじき、わかめ、メカブなどを米黒酢や三倍酢で味付けして美味しくめしあがれます。このこの意味で街でひそかに流行している大豆イソフラボン、大豆サポニン、大豆ペプチドなど高価なサプリメント(健康食品、健康補助食品)などの効果は保障できません。痛風治療や予防の副作用で腎機能障害を併発しては何にもなりませんからご注意。基本に徹して栄養バランスのとれた食事に十分に休養して、ストレスを上手に解消しましょう。

国立がんセンターが提唱
がん予防12か条

@ バランスの取れた栄養をとる。
A 毎日変化のある多くの種類の食品をとり、食品中の発がん物質の作用を相殺する。
B 食べ過ぎず、脂肪はひかえめにする。
C 深酒をしない。
D タバコをやめる。
E 適量のビタミンと食物繊維を多くとる。食物繊維は便量を増やし、腸内に発生する発がん物質を外に出してします効果がある。
F 塩分過多や熱いものは避ける。
G 焦げた、発がん物質の含まれるものは避ける。
H ピーナッツなどのナッツ類やとうもろこしにつくカビの毒素には強い発がん性がある。
I 日光にあたりすぎない。
J 過労を避け、適度にスポーツする。過労やストレスは免疫力を低下させる。
K 体を清潔に保ち、衛生的な生活をする。

4.食事はゆっくりとよくかむ

食べ始めてから、満腹を感じるまでには時間がかかるので、早食いすると必要以上の食べることになります。これを防ぐために30回くらい「よくかむ」。このメニューを思うと、以前の食事はいかに過剰なカロリーを取っていたか分かろうというものでした。内脂肪率が11パーセントをきると風邪を引きやすくなります。自転車などのスポーツをする人は、内脂肪率を下げすぎないためにも、消費カロリーに見合うだけ食事摂取カロリーを増やしてください。

(朝食例)
  @ご飯             1パイ
  Aインスタント味噌汁    1パイ
  B生卵             1個
  C牛乳             1カップ

(昼食例)
  @食パン            2枚
  Aキャベツ         130グラム
  B納豆か、豆腐        1カップ
  C三倍酢メカブ昆布      1カップ
  D牛乳              1カップ


(夕食例)
  @ご飯              1杯
  A野菜炒め(肉一切れ)   小鉢
  Bアジフライ           1枚
  Cグレームフルーツ      2包



5.生活介入(生活習慣の導入)の併用

年をとるとデパチカ惣菜、 コンビニ弁当とかファミレスなどで外食を食べがちであるが、脳トレの立場からは実にもったいない話である。 ストレスにならない週3日程度の調理習慣を身につけることが、実は脳トレになることが東北大学加齢学研究所川島隆太教授のもとで実証されているからです。

定年後の男性に音読や単純計算よる生活介入に以外に調理が前頭前野が活発になり、脳全体の活性化を上げることができるのでお勧めです。脳梗塞やアルツハイマー(認知症)になり、 感情のコントロールができなくて徘徊したり、心を閉ざしてコミュニケーションできなくなったようなケースでは、単語音読や単純計算よる生活介入が 感情抑制効果があることが、福岡県大川市の老人介護施設永寿の郷(えいじゅえん)の学習リーダーの手で実証されている。
 

6.スポーツドリンク

 わたくしはスポーツドリンク会社の研究所に出入りしていたこともあって、蒸し暑い夏、風呂上りの喉が渇いた時などには、適度な塩気の口あたりがたまらなくてスポーツドリンク粉を水に溶かして、水代わりに愛飲していたのですが、秋になって腎臓結石みみまわれたり、尿が出なくなったりして2回救急車で病院に担ぎ込まれた体験がある。

 このことをすっかり忘れて、「体内の浸透圧に近いので毒にも害にもならない」と、ここのところ毎日水代わりに2リットルペットボトル1本スポーツドリンクを飲んでいました。知り合いの弟が薬が効かないことを不思議に思った医者からきかれた。「薬を飲むのにスポーツドリンクを使用している」といったところ、「激しい運動の最中に汗などの体液で失われた塩分を補うのに最適なドリンクだけど、普段は飲んではだめだ」と言われた。水にかえて事なきをえたそうである。

 別の友人からも塩分の取りすぎだよといわれ調べてみたら、たしかにスポーツドリンクの基本特許を持っているであろう会社は、ポカリスェット(汗)と商品名をついている。結局、普段飲むには、毒にこそなれ益にはならないことを納得しました。

  1. 成分は塩・砂糖・香料・各種ミネラルである。
  2. 体内の浸透圧に近いため、飲むとすべて身体に吸収されてしまう。
  3. アミノ酸をいれて付加価値をつけた商品もあるが、こんぶやカツオ節はアミノ酸で、これをだしに煮物をすれば、吸収できるし、最近流行の醤油(しょうゆ)をベースにしただしのもとを食べ物にかければ吸収できる。昔の人は夏にはそばとしょう油・みりん・だし汁でつくったそばつゆでアミノ酸をとっていた。あらためてアミノ酸入りスポーツドリンクを飲む必要はない。
  4. 風邪で汗をかいたときは、点滴と同様に効果がある。

     

    7.噛む噛むエブリバディ

5月30日夜8時からのNHKふれあいラジオパーティーの「噛む噛むエブリバディ」で、タレントの大東めぐみと歯科医田沼 敦子、東京農業大学教授小泉 武夫さんが話していました。この中で、最近はレトルト食品、カップラーメン、サプリメント、すなっく菓子&じゃんくフードが幅を利かせているが、軟らかい食事では、脳の血流をよくすることはできない。自然の中で動物は、生ものをよく噛んで脳トレを行っている。人間も、少し固めの食事を作り、一回の食事で400回噛むことが求められている。レンコン料理であれば、豚肉を入れることで回数を少しは増すというように、少し少しの食事改善が望ましいと話し合っていましたので、紹介しておきます。


 

8.身体に悪い物を食べない


悪いとわかっていながら、食べる人はいないでしょう。健康志向なら「添加物が多い」「塩分・糖分の摂り過ぎ」「栄養バランスが悪い」食品を再確認しましょう。

1.ハム、かまぼこ、ウインナーソーセージなど添加物を多く使った食品を避ける。
「健康に悪いジャンクフード」と呼ばれる、ファーストフードなどのレトルト食品、インスタント食品、ポテトチップやスナック菓子などを、避ける。これらには化学物質を含む食品添加物、合成発色剤、合成保存料などが使われていますから、身体の老化を早めます。高カロリーで他の栄養が少ないスナック菓子を毎日食べ続けると飽和脂肪酸とトランス脂肪酸のような常温で固体になる体脂肪がたまります。ひごろからポテトサラダ、コーンスープを食べましょう。

2.マーガリンはトランス型不飽和脂肪酸で身体に大変毒です。砂糖を使った料理は最悪で毒にもなるし、体を冷やします。コーヒーを常飲しない。

3.残留農薬の多そうな野菜を食べない。

4.日本人の生活の中では米国の進駐以降に初めて取り入れられた牛乳は完全食品という「幻想」があります。それ以来「アトピー性皮膚炎」が増加しています。日本人の体には合わないということで生活習慣病を引き起こす肉類、牛乳や卵、動物性たたんぱく質は、1日50グラムが限度です。

5.午前0時前には就眠する。



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お断り
図は、(財)食生活情報サービスセンター より使用許諾をいただいております。



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