高尾山

身近なトレニング

小学生・中学生・高校生のための
草戸山 (町田市最高峰 365m)・大地沢・高尾山
(健脚者40分コース)
脳トレ登山日:2006年5月21日(日)、28日(日)、6月 4日(日)
5月28日(日)マラソン高齢者がラニングウエアで山を駆け下りてきた。山頂で小学生7名と夕方遇う。
6月17日(土)思ったより車の数が少ない。幼稚園らしい子供を連れた家族が空中遊具で遊んでいた。
6月18日(日)リクレーショングループ多数リヤカーで車にリクレーション道具輸送していた。
6月22日(木)かもに出会う、この日どこかの小学校がセンターで花火大会していた。

秋のトレニング
『秋の日は釣瓶(つるべ)落とし』といって、秋の夕日は沈み始めると忽(たちま)ち落ちてしまいます。体育の日の10月9日の日没は5時ごろでした。5時半になると山頂あたりは真っ暗でした。この時期、5時ころまでには下山(目的地に着く)できる無理のない行程をくみましょう。秋の空気は澄んでいるので頂上からの夜景に見とれないようにしましょう。ちんちろちんちろと鈴虫の音を聞きながらのぼりましょう。

〔緊急避難〕
万が一のことを考えて、秋のハイキングには懐中電灯とラジオとステッキは必ず持っていきましょう。あたりが真っ暗になってしまってもヘッドライトまたは懐中電灯、スピーカ式携帯ラジオとステッキがあれば、心配するにはおよびません。懐中電灯で足元をてらし、勇気付けにラジオをならし、転倒しないようにつえで足元を確かめながら下山します。懐中電灯がなくても、携帯電話があればそのあかりを頼りにしましょう。登山路は真っ黒なのと急登なので、草戸山から草戸峠を経た青少年センターへの下山路を使用しましょう。暗くなっても、この下山路には白っぽい砕石をひいてあるので携帯電話クラスのあかりでも四苦八苦しながらでも下山できるでしよう。



〔携帯電話通話状況〕
草戸山では旧型の携帯電話は通話可能ですが、NTTのFOMA、ソフトバンクのG3といった高速通信のできる新規格携帯電話はいずれ電波が通じると思いますが、今のところまだ圏外で通話できません。FMラジオが組み込まれた携帯電話も発売されています。


草戸山からは相模原市内の夜景がよく見えます、柱と立ち木の間にある立ち木二本がなければ、もっとよく見えます。



〔野生動物〕
草戸山では一切、生息していないと思います。南高尾山系では鹿、熊や野犬は全く生息してないようです。
同じ城山湖周辺でも、榎窪山や三沢峠付近では猪が掘り返したあとを見かけるので、早朝登山では猪に出会うかもしれません。対策にはかさが有効で、かさを広げて隠れるのがいいそうです。

折角ウオーキングしても疲労し、転倒したりすることは絶対に避けたいものです。年長者のウオーキングに適した山は、ウオーキングという緊張を解きほぐし、疲れを取り除いてくれるよう一区切りごとによっこらしょと休憩できるベンチが随所に設置してあることである。

そんなことから、私のお勧めの初心ウオーキングコースは、両神山でなく、750万人の日本のハイキング人口の内、250万人が登る高尾山。その高尾山の一角。南に広がる南高尾山系にある「草戸山」です。森林浴をしながらの片道40分のウオーキングコースですが、ロープがあったりで、起伏にとんだコースです。静かなウオーキング(山旅)が楽しめます。大勢でわいわいガヤガヤといくのは遠足とかピクニック。忘れてはならないのは、脳トレーニングであるということ。

そのためには第一に「ストック」を併用することです。ストックを地面をグイーと押すときには、意識的にお腹をへこましてしっかりと、『鼻』から息を吐き出すように心がけてください。つぎの瞬間、鼻で息を吸ってください。腹式呼吸では、口を閉じていることが大切です。

第二に目標時間を決め手登ることです。目標時間の設定は、トレニングの常套手段である。一回目はやむを得ないのですが、三回目、四回目からは所要時間を60分と決めたら、60分で登る努力をする。2往復すると決めたら2往復するのが、訓練ですが、年長者の無謀な目標時間設定は禁物です。

                                                         ・・・・(ジュースでないことに注意)
第三に根性勇気執念を養うためにはしっかりした食事。緑黄野菜、ビタミンCの多く入った果物、新鮮な光物の魚、豆腐や納豆、玄米を積極的にたべて身体から運動による老廃物を排出するように心がけてください。こうした食育の改善により精神面がずいぶんと強化されます。くれぐれも連れ合いにこうした食事を強要するのでなく、自らスーパーマーケットに足を運んで購入し料理することが脳トレーニングの要です。

焼き魚を自動的に調理してくれ、時間がくると自動消化する便利なガスレンジが『パロマなどがす器具会社』から販売されています。こうしたものを利用するのがよいでしょう。都内であれば東京ガスや東京油化といった信用できるガス屋さんに設置を依頼すると、詐欺商法に引っかかることもないでしょう。年配者のがん予防の点からして、刺激物の飲食、電磁調理器、電子レンジの利用は望ましくありません。

話を戻します。こうした身近なウオーキングコースは身の回りでも見つけることができるでしょう。頑張っていきましょう。ただし、毎日行うと疲労骨折や体質虚弱化の原因となるので、まず自分の身体の状態を知りましょう。つぎに身体を動かすことの楽しさを知りましょう。このためには事前に、身体教育に詳しい医者の指導を得ましょう。

ここでの留意点は、有酸素運動ですから、呼吸法に注意してください。吸う時は一気でかまいませんが、ストックに支点を移した瞬間に吐きます。このときにお腹を意識的に引っ込めるように出来るだけゆっくりと時間をかけてはきます。呼吸法は、登山前に練習をしておきましょう。さて、登る速さはだらだらと登るのでなく、気持ちよく汗をかくんだという心がけで登らないと、効果がありません。

この草戸山コースは丹沢の経ヶ岳と同程度ですが何よりもうれしいのは鹿が生息していないのでヒルがいないこと。犬を連れ込む人がいないこと。
マイコースとして走り込んでいる人もいるほど快適です。皆さんも身近なところにノウトレに適した山を見つけてください。

装備 1.登山靴か、運動靴(スリップして転倒しないように)
2.雨具(雨が予想される場合は、忘れずに)
3.「ストック」か、つえ(1.8mぐらいの園芸用の棒でもよい)
4.ヘッドランプ(夕方、登る場合に必要。懐中電灯では、手足の自由が奪われるので望ましくない)
5.帽子(こけた時に、かぶっていないと頭に怪我します!)
6.熊よけの鈴(朝夕に一人で登るときは、猪に遭遇する可能性があります。)
7.タオル(忘れがちですが、リックの中に日ごろから忍ばしておきましょう。)
8.ストッポッチか、腕時計
9.テシュペーパー
食事 1.水(ペットボトル 500cc) 1本
2.おにぎり(好きな具の入ったもの)         1個以上
3.チョコレート(お勧めは1箱で通常の2.5倍のポリフェノールが含まれる明治製菓の『チョコレート効果』)
4.バナナ            1本
備考 お湯を沸かして味噌汁を作ったり、暖かいコーヒを飲みたければ、バーナとアルミ製の食器、水を持っていきましょう。
日ごろから玉ねぎのスライスを食べ、脂身、特にカレーライスやハンバーグ、ステーキ、とんかつの食べ過ぎに注意し、DHAの豊富な青身魚をとるように心がけましょう。
高尾山系では、ごみ持ち帰り運動を行っています。ごみは必ず、持ち帰りましょう。
トイレは、大地沢青少年センターのトイレを利用することもできます。

(1)往路
第二駐車場に車を止めて、かえるの声に誘われて木道を進んでいく。気づくと水芭蕉やかんなの咲く里山雰囲気の湿原に入ります。湿原を過ぎて坂を登るとそこは青少年センターです。

5月に咲き誇っていた水芭蕉や菖蒲の花に変わって、
6月の終わりになると、大地沢にはアジサイが咲き、
かもがやってきます。

登山口は大地沢青少年センター 受付窓口の前にあります。

ここで靴紐など足元を確かめてください。受付窓口を眼下にどんどん登って行きます。

滑りやすい箇所にはロープが張ってあり、ロープを頼りに登ることも出来ます。

(第一ベンチ)しばらくいくと都県境の杭が目に入ります。ここには青くペンキの塗られたベンチがあり一息つくことができます。

さらにいくと木の根でごつごつした所があります。足を引っ掛けないように登って行きます。

(第二ベンチ)登り終えると、ベンチがありますので、ここで休むのもよいでしょう。

(第三ベンチ)さらに登っていくと、鳥獣保護区の赤い看板が目に付きます。

ここからは、坂道を下っていきます。下り終えると、城山湖周遊登山道との合流地点です。

ここからは、階段を5分ほど登れば、草戸山の休憩所の屋根が目に入ります。頂上からは橋本の街々、丹沢の山(経ヶ岳と仏果山)をが望めます。

頂上で木立の中から様々な鳥の鳴き声が聞こえてきます。心地よい汗を拭きながらバードウオチングを楽しんだりして疲労を回復させるよいうに気分転換に心がけましょう。
下山路はには迷わないようにしてください。もと来た道を戻るのであれば祠と案内板の間の階段を下りてください。途中急な箇所があります。
危険を感じたらロープをつかむなどして、安全に下ってください。

(2)人の情け

近くに人がいたら、どこから来たのか、どちらへ帰るのかなど、現代人の忘れたこと、他人を親切にすることが人としての道義でしょう。食べ物も持たず歩いて帰るようであれば、食べ物も分けるような助け合いの心を持ちましょう。こうしたちょっとした一言が、旅を楽しみを増やします。気遣いが、若者の遭難を予防することもできるのです。

夕方であれば、なお更である。その時間は明るくてもすぐにあたりは闇につつまれる。懐中電灯は持っているか、お腹はすいていないか、どちらへ下りるのか。下山口からは、何に乗って帰るのかを聞いてください!一緒に駐車場まで下り、そこから車で駅まで送り届けるのも親切のこっちょです。こうして知らない間に、注意力、警戒心がはぐくまれ、脳トレになるのです。

(3)帰路
山頂からは、4方に道がありますので、迷わないようにしてください。

危険を感じたらロープをつかむなどして、スリップしないよう安全に下ってください。

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(4)大地沢青少年センターへの行き方(町田市役所のサイトから一部拝借しました。)青少年はもちろんのこと大人だけでも、町田市民だけでなく町田市外の方も利用できる施設です。大地沢のキャンプやハイキング、自然観察などが野外活動の場及びレクリエーションの場の提供、講習会等の開催、自然休暇村として利用されています。土曜日には大地沢青少年センターにはバンガロ利用者がたくさん来ます。日曜日には、学生同志、子ども会単位で遊園地に遊びに来たり、屋外クッキングに来たりしてとても、センターの周辺はにぎやかです。皆さんも、どうぞ。

公共交通機関利用の場合

1.JR横浜線「相原駅」下車

2.「相原」から「大戸」行きバスにて17分、「青少年センター入口」下車
 ※本区間は、神奈川中央交通(40分間隔)
  土曜 7:15 7:25 7:55 8:25 8:55 9:25 9:55 10:25 10:55
  日曜 7:10 7:35 7:55 8:25 8:55 9:25 9:55 10:25 10:55

  市民バスまちっこ(1日3往復:平日のみ)が運行しています

3.本館まで徒歩(約800m)

自動車の場合

1.高尾からは町田街道「大戸交差点」を左折し、すぐに右折します

2.約400m進み、道路左側にバス停と第1駐車場、正面にお地蔵様。このY字路を右折します

3.約400m進むと第2駐車場があります。一般車はこれ以上進めないのでここに駐車します。

4.第2駐車場より先は歩行者専用道路ですが、途中から湿原脇の木道を本館まで徒歩(約400m)。

皆さんも身近を見渡せば、車が通らない人気のある安全なノウトレコースを見つけることができると思います。

最後に皆様のご健康を念じ申し上げます。



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2006.5.28作成
直線上に配置

3D+WEB MIXから懐中電灯のアイコンをお借りしました。