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歩道に自転車を通行させるためのルール作り

道路交通法の改正案

自転車no!車道の通行を禁止?
『おー♪、シャンゼリーゼ〜♪』
歌いながら歩ける歩道の安全確保を

日本の歩道って自転車が走っていて危ないよね。『おー♪、シャンゼリーゼ〜♪』と歌いながら歩くものなら、自転車にぶつけられそう。凱旋門からコンコルド広場まで全長2kmの並木道お散歩しても安心安全。シャンゼリーゼ大通りって、夏には歩道にでたカフェテラスだよね。


(道路交通法の改正案)
歩道には手をつないで歩いているカプルがいる。携帯電話しながら歩く若者がいる。高校生の集団が歩道いっぱい話しながら歩いている。スーパーの袋を両手に持って家路を急ぐ主婦がいる。子供を連れ立って歩く家族がいる。飼い犬をくさりにつないで散歩中のおばあさんがいる。ダイエットなのか、高齢者がジョキングしている。ふらふら幼児が自転車を漕いでいる。そこを自転車がけたたましいブレーキ音やチリンチリンと歩行者を追い立てるんじゃ風情もぶっ飛ぶ。


道路交通法の改正により、そんな
歩道に自転車を通行させるためのルール作りや車道の通行を禁止できるような無粋な動きが出ています。自動車の邪魔だと歩道を自転車を走らせるのであれば、歩道を原付や二輪車も走ることになるのも時の流れでしょう。さらに改正案では歩道を走る自転車に徐行を求めていますが、自転車の11キロ以下の徐行はふらふらして走行不安定、これが思ったより危険。歩行者にしたって、狭い歩道の半分を自転車に明け渡さなくてはならず、肩身の狭い思いを覚悟しなくてはなりません。


こうした日本独自の改正に関わっている国会議員の皆さんは、一度、駅まで徐行して自転車通勤をしたり、歩道を徒歩で歩いてみませんか。自転車は低速で走るとふらつくこと、歩道を走る自転車が歩行者に危険なものかを体験できると思います。警察庁のホームページ(道交法改正試案に対するパブリックコメントを実施しています)


日本人は、テレビゲームに没頭し、年下の者、弱い者の面倒を見ようとする心を忘れてしまったようで、強い自動車は自転車を車道から排除し、自転車に歩行者いじめを強要しようとしているみたいで、現代日本人の公徳心の欠如を物語る一面である。欧米のように自転車走行レーンを設けるべきだと思います。

「日本人って、肩と肩がぶつかっただけで、大喧嘩する国民だよね。時速3キロ以下同士の衝突。時速20キロの自転車と時速3キロの歩行者がぶつかったら、大怪我するよね。」




(参 考)
原付の制限速度が時速30キロです。電動自転車は道交法で時速24kmまでとなっており、これ以上に早くなるとアシストを止めてしまいます。ところがママチャリでさえ、時速10から20キロで走るのが平均的です。通勤通学ライダーに至っては原付以上の30キロ以上で爆走します。このため、歩行者にぶつかりそうになると、ベルをけたたましく鳴らす人がいます。ママチャリも通勤通学ライダーも歩道を走るのは危険です。大学のサイクリングクラブにいたっては、時速80キロで車道を走行しています。わたくしの自転車は、何事もなかったように車道も平坦路は37キロで走行しています。もちろんヘルメット着用です。

誘拐だの自動車事故だの油断のできないこの国で、子供たちを何の気兼ねなく歩道を安心、安全に利用させてください。短い青春の一ページェントとして、わたくしたち大人が子供たちを守ってあげたい。自転車は車道を!!
「狭い日本、そんなにスピードを上げてどこへ行く。」自動車は制限スピード守って走ろう。


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自転車のルールとマナー

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